「グルテン」とは、小麦、ライ麦、
大麦に含まれるたんぱく質の成分です。
グルテンを摂ると腸の免疫システムが
異物と判断し、過剰に反応して炎症を起こして、体のさまざまな不調を引き起こす「グルテンアレルギー」が欧米では問題になっています。
2017年の健康における一番のトレンドがグルテンフリーなんだそうな。
症状としては、腹部膨満感、消化不良、肌荒れ、慢性的無気力感、慢性疲労
下痢や便秘、集中力や体力低下、重い月経前症候群や生理不順、不妊症、喘息、
口内炎、関節痛など、人によって様々な症状が起こるそうです。
このような症状があって、体調が優れないまま過ごしている人も多いと思います。
そういう人には、まずは二週間グルテンを摂らない食生活をおくってみて、体調の変化を比べてみるのがいいと思います。
栄養コンサルタントの、エリカ アンギャルさんは、昔、慢性疲労や腰痛がひどく、病院でIgA腎症という腎臓の自己免疫病と診断を受けたそうです。
そして、小麦、ライ麦、大麦に含まれるグルテンが全ての自己免疫病と深い関わりがある事を知り、試しにグルテンフリー生活を始めたそうです。
その結果、徐々に症状が改善していき、
腎臓の異常を示すIgA値も正常に戻っていたそうです。
《グルテンを含む食材》
パン、うどん、ラーメン、焼きそば、
パスタ、ピザ生地、揚げ物の衣、餃子の皮、麩、カレーやシチューのルー、ケーキ、クッキー等、小麦を使った料理に含まれています。蕎麦は十割蕎麦以外は、
つなぎに小麦粉が使用されています。
その他、調味料にも小麦が使用されている可能性があるので、よく原材料欄を確認するといいと思います。
それから、ビールや発泡酒にも入っています。
《グルテンフリーの食材》
お米で作られるライスパスタ、米粉や穀物で作られた麺、ビーフンやフォーもグルテンフリーです。
小麦粉の代わりに大豆粉や米粉やココナッツ粉などもあります。
お酒は、ワインや梅酒、日本酒、焼酎、
シャンパン、ウイスキーなどもグルテンフリーです。
グルテンフリーの食事で疲れにくい元気な体を目指したいですね♪
