最近、腸管出血性大腸菌O-157の食中毒が流行っていて怖いですね。
スーパーの惣菜のポテトサラダや、
焼き肉店で発生してるようですが、
客側からすれば、そんな恐ろしい菌がいるなんて、見た目ではわからないので
防ぎようがないですよね。
大腸菌O-157の体内での潜伏期間は
約4日~8日程あるようで、発生源の
特定が難しいそうです。
空気感染はせず、菌の付着しているものを摂取すると感染します。
症状は、腹痛、水溶性下痢、血便、おう吐、発熱などがあるようです。
こういった症状がでたら、早めに病院に行って、検査をした方がいいですね。
O-157だけでなく、食中毒を少しでも防ぐために、肉や魚を食べるときは、
生姜やシソ、ワサビなどの薬味や、
大根おろしや梅干し等を食べると
毒消しになります。
食事中に飲み物をとりすぎるのもダメです。
胃酸が薄まり殺菌力が落ちてしまいます。
それから、飲み物はすぐに胃を通過するので、水とくっついた細菌が腸に逃れやすくなってしまいます。
ただし、スープや味噌汁など塩気のある飲み物は胃酸の分泌を促すため問題ありません。
そして、おう吐や下痢は毒を出そうとする体のメカニズムなので、安易に下剤等を服用するのはおすすめできません。
《食中毒・食あたりの手当て食》
①梅しょう番茶
(材料)
梅干し 大1個
醤油 大さじ1
しょうがおろし 梅干しの1割
三年番茶 150~200ml
(作り方)
梅干しを湯飲み茶碗などに入れて、
箸でよく潰し、しょうがおろしとしょうゆを加え、煮たった番茶を注いだら出来上がりです。熱いうちに飲みます。
これを1、2杯飲んで毒を中和、排泄させます。
3回以上飲んでも下痢が続くようなら、
梅干しの黒焼をくず練りに包み込むようにして飲みます。梅肉エキスをなめるのもいいです。
梅肉エキスは1回につき、耳かき1杯程度の量をゆっくりなめます。
②梅干しの黒焼のくず練り包み
(材料)
・梅干しの黒焼(健康食品店に売ってます) 小さじ1
・本ぐず粉 大さじ2+水 大さじ2
・水 50ml
(作り方)
小鍋に分量の水と水溶きくず粉を加え火にかけて、菜箸でよく練り混ぜながら煮ていきます。
透明になってとろみがついてきたら
くず練りの出来上がり。
これに梅干しの黒焼を少しずつのせ、
くず練りで包み込むようにして飲み
ます。
梅干しの黒焼きは、梅干しを炭になるまで焼いたもので、強い殺菌力と体を温める作用がとても強いです。下痢の症状を緩和します。
梅肉エキスは、青梅をすって長時間煮詰めたもので、強力な殺菌パワーがあります。新陳代謝を促して、腹痛、下痢、おう吐などの症状を緩和します。食中毒の予防にもなります。